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2007年 08月 28日

紅葉の信州路~黒部ダム~

ホテルを出発し黒四ダム(アーチ式ドーム越流型)を目指す。
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信濃大町側の扇沢駅に到着。

扇沢駅から黒四ダムサイト迄のトンネルをトローリーバスで通過中に、先人達の苦労の足跡が感じ取れた。

当時の先端トンネル掘削技術を駆使し難工事に挑み、破砕帯からの大量の地下水と戦いながら掘り進んだ。

今はトンネルの掘削工法がナトム工法へと変わっているが

今も昔もトンネル工事は水との戦いだったんだな~と感じた。

関西電力が社運を賭け、延べ1000万人の労働力で造られた世紀の大事業

後に石原裕次郎や三船敏郎等により映画化され、黒部の太陽の石原裕次郎のワンシーンが思い起こされた。

トローリーバスが到着し、黒四ダムの巨大なアーチダムが眼下に拡がる。
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折からの雨の中、アーチダムとしては日本一高さ(186m)から毎秒15トンの観光放水は圧巻でした。
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冬期を考え、発電施設等はすべて地下と先人たちの叡智と環境に配慮したダムと感じた。

唯一、ダムのコンクリートの肌が黒く変色していた事が気になった。

この辺りまで大気汚染の影響か、それとも偏西風に乗り中国からの汚染の影響か?・・・・・。

慰霊碑の前で工事に携わり殉職された先輩達約200人の御霊に~合掌。
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黒部の語源はアイヌ語のガルベからと初めて知った。

次はケーブルカーで黒部平へ。
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黒部平からロープウエイで立山連峰の大観望まで、ロープウエイは自然環境を配慮し途中支柱がない。

紅葉が真っ盛りで、錦の絨毯に覆われた黒部湖・・・素晴らしい風景。
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前人未到の黒部渓谷、人間を寄せ付けない自然環境は植林による常緑樹が少なく落葉樹が大半で紅葉の見応えは過去に記憶がない程の風景でした。

大観望の頂上では、紅葉と雪山の織りなす美しさは・・・・・秋と初冬を感じる不思議な世界。
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立山連峰の頂上は早くも冬を感じた。
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雲海の下には富山県側の風景が・・・・。
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現在地球温暖化の一因、化石燃料等での火力発電所が高機能化される中で、大自然の恵みを利用した水力発電所も今見直されている。

先般地震による新潟柏崎原発の事故で、急遽水力発電所を稼動させている。

地球温暖化が進み、益々エアコン等の電力需要が増えている現状を再考し、

地球的視野で環境・エネルギー問題を考える時期に来ているのでは・・・・。

今は観光化されているが、地球温暖化への警鐘と黒四ダムからのメッセージを強く受止めた。

帰りは来た時と同じコースを逆に扇沢駅まで下山し、今晩の宿、大町温泉郷のホテル山田屋でお世話になる。
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温泉にのんびりと浸かり疲れを癒し、家内と「黒部の紅葉」を談笑しながら夕食を楽しんだ。

思い出に残る黒部ダムの紅葉と立山連峰の初冬の冬景色・・・。

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by kansai-g | 2007-08-28 18:21 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
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